※天鳳の牌譜を再生した動画です。
手順としてはあんまり良い動画じゃありませんが、一つの成功例として記事にしておきます。
最近ムービーメーカーで動画作成を開始しまして、コンテンツの一つとしてどうかなー?みたいな。ユーチューブの拡散力も魅力だし・・・っとどうでもいいですね。
手順のほうへと参りましょう。
南3局1本場 東家 ドラ六
一四八②④④⑦249東發發 ⑧
【配牌の時点での構想】
南場の親なのであがりの大きさにはこだわらない。トップとの差が6000点ほどなので射程圏内。この親で10000点ほど稼いでオーラスをトップ目で迎えたいところですね。
役牌の發の対子と自風の東が1枚あるので、それを主軸に手を進めたいけど手牌は穴ぼこだらけで厳しそうです。
逆の言い方をすると、發さえ鳴けてしまえば穴ぼこの牌を鳴けるようになるので一気に楽になる手です。
四八はドラの六を引けばリャンカンになるのでここで1面子。唯一の両面搭子の⑦⑧で1面子、發で1面子、残りは東、4にくっつき、④のあたりの動きを見つつ決める。配牌の段階では發ドラ1を狙っていく。
理想最終型は、
四五六④④⑦⑧⑨45 ポン發發發
こんな感じですね。
第1打は私は9を切ってますが、四のスジ牌の一のほうがよかったかもしれません。
ツモ發 打一でこの形
四八②④④⑦⑧24東發發發
いきなり發が暗刻になり、筒子の混一色かな?ってとこですね。
でもあっという間に⑨が3枚場に見えてその道に暗雲が立ち込めます。
ツモ北 打2
北はいらないんじゃ?って人も多いかと思いますが、この手牌はドラを引くよりも字牌が重なるほうが嬉しいです。東でも北でもどちらかが重なれば筒子の混一色へ一気に向かうことができるからです。
できれば索子も萬子も全部いっぺんに捨ててしまいたいぐらいなのです(^_^;)
ツモ五
ぐふっ・・・これで混一色の道は閉ざされました
打4でこの形
四五八②④④⑦⑧東北發發發
これはもう發赤1あわよくばドラ1でOKなわけで、心残りはありますがもちろん悪くないです。
ツモ⑤ 打北
うーん、私ここで北を切ってますけど、今見ると正しい手順は打八ですね。
面子は足りてるからもう八はいりません。ドラに近いとこだからのちのち危ないですしね。
ツモ8 ツモ切り
ツモ⑤ 打八でこの形
四五②④④⑤⑤⑦⑧東發發發
ツモ西 打東
ツモ③ 打西でこの形
四五②③④④⑤⑤⑦⑧發發發
うーん、受けの牌を無くしちゃってますねー。甘いですねー。
どうせ⑨は無いし、⑥も薄そうだから⑧、⑦と払っちゃっていいはず。そうすれば受けの牌を2枚残してグイグイ行けますから。
ツモ四 打⑧
四四五②③④④⑤⑤⑦發發發
うわー・・・こわー・・・この状態でリーチ来たら受けがききませんわな。發以外すべて危険牌に見える。
対面から出た⑤をポン 打⑦でこの形
四四五②③④④發發發 ポン⑤⑤⑤
この時に何を考えていたか覚えてませんが、今見ると「微妙だけどポンするわな」って感じ。
なんというか筒子が中途半端に不便な状態で来ていたので、早くこの部分の形を決めてしまいたい感じなんです。
感覚的なものなので文章ではうまく説明できませんけどね。
動画をよく見るとわかりますが、このポンで上家に行くはずだった7が下家に流れて6索待ちの満貫手の聴牌を防いでます。(ただし6索は死んでる)
ツモ七 打④で嵌張のドラ待ち聴牌
四四五七②③④發發發 ポン⑤⑤⑤
あまり良い聴牌じゃないですよね。
でもこのあと⑤をひいて親満となり、ツイていない下家からドラが出てあがりになりました。
下家が飛んで半荘終了。私のトップとなりました。
これは私が上手に打ったわけではなくて、下家の人がツイていなかったから私のあがりになってしまった感じです。
あとがき
雀鬼流の「第一打字牌切り禁止」と「聴牌までドラ切り禁止」という決めごとは、守って打っているとすごいトレーニング効果があるんですが、やろうともしない人が多いんですよね。
すこしでもやってみればいいのに、自分一人のちっぽけな価値観だけで判断して、「そんなの意味ないよ」だの「バカげてるよ」などと入り口を通り過ぎてしまう。
ある程度やってみれば色々と見えてくるし、確実に雀力がアップするというのに・・・もったいない話なんですよ(^_^;)
※参考記事


反面、雀鬼にあこがれるような人は見よう見まねでとりあえずやってみようとチャレンジします。
「20年間無敗の雀鬼が言ってることなんだから間違いない」
というわけですな(^_^;)
もちろん私もそうでした。
でも「第一打字牌切り禁止」「聴牌までドラ切り禁止」というたったこれだけの情報では、残念ながらそのすごさを理解するのは難しいでしょう。
雀鬼の思考に触れてみないとダメなんですよ。
色々な方法がありますが、雀鬼の著書から入るのはよっぽど雀鬼のことを好きだったり信用していないとダメです。
漫画や動画から入るのもおすすめですが、これは無料で入れるので興味のある方は参考記事からどうぞ。
※参考記事


そうでない人は、私のブログや動画から何かを気付いてもらえれば・・・嬉しく思います。でも私のはどーしよーもない劣化版ですからね。責任は持ちませんよ(^_^;)
私の思考は「雀鬼から影響を受けた」ものではありますが、色々と余計なもんや間違ってる部分がいっぱいあると思いますよ。
ただし、雀鬼がおっしゃっていることよりも、私の書いていることのほうがわかりやすいかもしれません。
要するに雀鬼のレベルが一般人のレベルと比べるとメチャクチャ高すぎるんですよ。
次元が違い過ぎて、人間と猫ぐらいの差があるんじゃないですかね?(もっとかな?)
人間の言葉は猫には通じませんから。
それでも雀鬼は、我々のレベルの人間にもわかるような言葉を選んでくれていると思いますよ。
積極的に雀鬼の思考に触れているうちに、少しずつですが入ってくるようになりますのでね^^
最後まで読んでいただきありがとうございました