「手順をどう進めるか?」の例2です。
※特に何も表記がない場合は東1局西家とします。
※萬子は漢数字、索子は数字、筒子は○付きの数字で表記します。字牌は東、南、西、北、白、發、中。
例2 ドラ 三
これまたどこかで見たことがある?
その通りです。この記事で出てきた手牌です。

配牌の時点での構想
二三四⑤⑥⑦11567白白
最終型は立直ツモ白ドラ1を見ていますが、実際はどうなっていったのか手順を追ってみましょう
実際の手順
一二四七③⑥⑥⑧126白白 ツモ中
ツモ中 打2
ツモ四 打1
ツモ四でこの形
一二四四七③⑥⑥⑧6白白中 ツモ四
2、1と払ったのは萬子の一色と対子場を意識してだと思いますが、順子手でも厳しい三色になりそうならいりませんよね。
自分はここで打③としてます。もう白混一色ドラ1が見えてきているので6でもいいような気がしますけどね。今見るとそう切っていないのが不思議です(^_^;)
ツモ7
あーー・・・ほらーろくなことにならない
こんなものツモったら未練しか残らないです
打⑧としてますがもう筒子も索子もいりません
ツモ④
おお!すごいですね~さっき切った③にくっつく④とはね
ツモに揺さぶりかけられてる感じですね
「オラオラ迷え迷え」みたいな
当然ツモ切り
ツモ白
はい!もう完全に方向は決定です
萬子の混一色へ一直線です
打七・・・
ってなんだこれは?!ありえない手順ミスですねー
どうやらこの時の自分は混一色を軽んじているようです。正しくは6、7、⑥、⑥と落としていくべきです
下家が切った中を対面が鳴きました
ツモ3 ツモ切り
ここで下家が対面に振り込んでいるので手順はここまででした
構想との比較
配牌の時点で思い浮かべた形がこちら
二三四⑤⑥⑦11567白白
実際の最終型はこちら
一二四四四⑥⑥67白白白中
だいぶ構想とずれていっていますよね。でも配牌の時に意識している対子場の影響が感じられるような流れでした。
ツモがまるで惑わす(おそらく対子場なのに順子手に誘う)ような感じなので、ツキの状態はあまり良くない状態だと思われます。
あとがき
どうしていつまでも中を持っているのか?
不思議に思う方も多いかもしれません。
麻雀において字牌はとても重要なのです。
字牌を軽視する人が非常に多いのですが、大事に扱うことでだんだんわかってくることがあるのです。
またとんでもない大ミスをしているヒドイ手順なので説得力ありませんが(^_^;)