配牌はMリーグ 20/01/13 第2試合より引用
(Mリーグルール)
東1局南家 ドラ 一
23489二六七②④⑤發發 ツモ三
私は打8とします。
配牌を見て思うことや第一打の理由
すでに十分に面子の種が揃ってしまってますね。234、89、二三、六七、④⑤、發發と6つもあるので2つ余ってる状態です。
發は頭として見るにしても、他を1つ見切らなければいけません。②に目がいくかもしれませんが、それは下の三色同順の可能性があるので残しておいて、先に不便な辺張を処分します。
辺張を払う時は老頭牌から切るのが普通ですが、それは4か6を引いて嵌張になる可能性があるからです。
でもこの場合は嵌張になったとしてもどうせ切るので、8も9も不要です。こういう場合は内側の牌から切ります。よって第一打は8となります。
あとがき
8から切ろうが9から切ろうがたいして変わらない。
そんなことを思う人もいるかもしれませんが、それは甘い考え方です。たいていの場合はたしかにさほど変わらないでしょうけれども、こういうことを考えてみてください。
もし9から切って下家、または対面が「ダブル立直」と来たら?何なら両方からダブル立直がかかって上家の親も追っかけ立直・・・なーんてことになったら?
ほとんど捨て牌が無いということはほぼノーヒントですから、何が当たるかサッパリわかりませんけど、スジも頼れず現物も持ってない。
そういう場合はまず字牌でしょ?で、その次は老頭牌、字牌が無くなったら次は2か8の数牌ということになるでしょう。
もちろん直感でど真ん中の牌を切っても当たらないことだってありますけどね(^_^;)
1巡目だからまだ大丈夫なんて思ってませんか?または、そんなことになるのは滅多に無いから気にしてもしょうがないとか考えていませんか?
卓上では何が起こるかわかりません。油断している場合じゃないし、備える人と備えない人とでは必ず差が出ます。長期的に見れば見るほどその差は大きくなりますよ(^_^;)
記事をお読みいただきありがとうございました。