点数計算を早くするコツ 3秒以内に申告できるようになる考え方

ここでは点数計算を素早くする方法をまとめています。この記事を読んですこしずつコツを掴んでいけば、いずれは(目安として3週間ほど)和了った時にすぐに点数を言えるようになります。

慣れている人はなぜ素早く点数申告できるかと言うと、実は符計算をろくにしていないからです。それと、手作りしながら同時におおよそのパターンの点数計算もしています。だから手牌を倒してすぐに点数を言えるし、裏ドラをめくってもすぐに点数申告できるのです。

 

本記事ではまず前者(符計算サボり疑惑)を解説してから、後者(手作りしながら計算)のコツを紹介していきます。

具体的には、暗記できる部分は丸暗記し、符計算をする必要が無い部分の無駄な思考を徹底的に省くことで、点数計算のスピードを飛躍的にアップします。

 

※まだ点数計算がよくわからないという方がここを読んでも、残念ながらあまりスピードアップはしないです。

まずは遅くても構いませんので、しっかりと符計算をして早見表を見て自力で正確な点数が出せるようになりましょう。

麻雀の点数計算は早見表で簡単にできる

できるようになったらここのページを思い出して読んでみてくださいね^^

平和と七対子は丸暗記しよう

平和と七対子は符計算の必要はありません。飜数だけ見れば点数がすぐ出ます。平和を暗記すると20符と30符を覚えたことになり40符の点数もカバーできます。また、七対子を暗記すると50符もカバーできます^^

平和は丸暗記

※平和はツモなら20符、ロンなら30符。丸暗記でOK

子でロン平和:1000、2000、3900、7700、満貫

ゴロで覚えましょう『セン、ニセン、ザンク、ナナナナ』

 

親でロン平和:1500、2900、5800、11600、満貫

ゴロ『イチゴ、ニック、ゴッパ、ピンピンロク』

 

子でツモ平和:400、700(ナシ)→700、1300(ナナトウサン)→1300、2600(イチサンニーロク)→満貫は2000、4000(ニセンヨンセン)

親でツモ平和:親は多いほう(↑の子が親からもらう点数に注目)の点をオールでもらう。700オール、1300オール、2600オール、満貫は4000オール

七対子は丸暗記

※「七対子のみ」は子が1600点、親が2400点。1翻増すごとに2をかける。

子:1600→3200→6400→満貫

親:2400→4800→9600→満貫

ほとんどの和了りは30符と40符

平和と七対子を除くと、麻雀の和了りはほとんどが30符と40符です。あとはたまに50符の和了りが出るぐらいです。

そして60符や70符以上の和了りというのはめったにないです。

特に70符以上となると、暗記していないような人も多いでしょう。

 

ですので、レアケースである60符以上の点数についてはひとまず無視して30符、40符を丸暗記してしまいましょう。

と言っても、あなたが平和の点数を丸暗記したのであれば、すでに30符と40符の点数はすぐにカバーできます。また50符は七対子の点数を流用すればいいのでこれも簡単です。

参考→麻雀の点数計算が覚えやすくなる裏技

符計算サボり疑惑

結論から言うと単なるサボりではなく、素早く点数申告できる人はそもそも符計算をしていません。順を追って説明していきましょう。

下の3つの手牌の符をそれぞれ計算してみてください。

【例1】 東1局南家 ドラ 3

六七八③③③⑧⑧23467  8でロン和了り

 

【例2】 東3局北家 ドラ 七

三四五七七⑤⑥⑦34  チー二三四  2でロン和了り

 

【例3】 東1局東家 ドラ ⑤

123四四五五六六⑤⑦發發  ⑥でツモ和了り

 

サボらずに真面目に計算すると、以下のような符計算をすることになります。

【例1の符】

門前でロンなので副底は30符、③の暗刻が4符で合計34符で繰り上がって40符になります。

 

【例2の符】

門前でロンではないので副底は20符ですが、鳴いている平和型の和了りなので30符となります。

 

【例3の符】

門前でロンではないので副底は20符、發の対子が2符、嵌張待ちが2符、ツモ和了りが2符で合計は26符で繰り上がって30符となります。

符ハネするかどうかがわかれば良い

さて、符計算を真面目に行う場合は、牌の組み合わせや副底、待ちの形などの符を出して足すわけですが、注視するべきなのは符ハネ※するかどうかです。

副底については和了った時に20符なのか30符なのか決まります。

それ意外のものの符を足して、12を超えると符ハネしますが、超えないなら副底を1段階繰り上がったものが基準点になります。

※符ハネ。またはテンパネとも言う。副底の他に12符以上ある場合に2段階繰り上がることを指す。

 

そして12を超える(符ハネする)か超えない(符ハネしない)かは、暗刻や槓子があるかどうかですぐに判断できる場合が多いです。

例1~3はすべて符ハネしないケース(12を超えないことが和了る前にわかっている)なので計算するまでもないわけですね。

だから符計算をサボっているのではなくて、符計算をする必要が無い形であることを知っているということです。

ポイントは暗刻があるかどうか

「暗刻がない」または「暗刻があっても符ハネする可能性が無い」のであれば、和了るより前に符も点数も計算できます。

立直をかけると裏ドラがのったりするのですが、ダマテンや副露した手なら点数は計算できるんです。ツモなら何点、ロンなら何点という具合になります。

先程の例3つはダマテンと副露した手であり、符ハネする可能性もありませんので、和了る前に点数はツモとロンでそれぞれ計算しておけます。

 

【例1】 東1局南家 ドラ 3

六七八③③③⑧⑧23467  8でロン和了り

例1の場合は中張牌の暗刻(③③③)が1つだけありそれが4符で、あとはツモ和了りするかロン和了りするかという状態です。どちらの場合でも符ハネしないのでツモなら30符、ロンなら40符になることが和了るよりも前にわかっているわけです。

ロン和了りなら役は断么九ドラ1の2翻で2600、ツモ和了りなら門前清自摸和 断么九 ドラ1で1000、2000です。

 

【例2】 東3局北家 ドラ 七

三四五七七⑤⑥⑦34  チー二三四  2でロン和了り

例2の場合はさらに簡単で、ロンでもツモでも30符ということがもうわかっていますし、2、5のどちらで和了っても断么九ドラ2で3翻、つまりロンなら3900、ツモなら1000、2000です。そして赤5で和了ると満貫※になります。

※満貫切り上げルールの場合。そうでない場合はロン和了りは7700、ツモ和了りは2000、3900。

 

【例3】 東1局東家 ドラ ⑤

123四四五五六六⑤⑦發發  ⑥でツモ和了り

例3も例1と同じでロンなら40符、ツモなら30符が先にわかっていて役もわかっています。一盃口ドラ1の2翻なので、ロンなら3900、ツモなら2000オールと和了る前に計算は終わっています。

12符あるかどうかが分かれ目

暗刻があって符ハネすることが確定するような場合は、さっきの例のようにあらかじめ計算できます。

たとえば么九牌の暗刻と中張牌の暗刻が1つずつあれば、8+4で12符となるので符ハネすることは確実となります。

ロン和了りとツモ和了りのケースをそれぞれ計算しておけば、先程の例1~3と同じく和了った時に素早く申告できます。

この12符あるかどうかで符ハネするかどうかが決まります。2符も10符も同じ基準点になりますが、12符も18符も同じです。

できる人は手作りしながら計算している

こんな調子で符ハネするかしないか微妙な場合などでも、できる人は和了る前に点数計算は済んでいます。

和了り方によって符ハネするかしないかが決まる場合であっても、立直して裏ドラがのるのかのらないのかがわからない場合も、打ちながらすべてのパターンを先に計算しているような方もいらっしゃいます。

点数計算を早くするコツは、手作りしながら「こうなったらツモで何点、ロンで何点」「立直してツモって裏1で何点、裏2なら何点、のらなかったら何点、ロンなら・・・」という具合に計算することです。慣れてくれば手牌を倒して3秒以内に点数申告できるようになりますよ^^

和了ってから計算するのではない

ポイントは、和了ってから計算するわけではないことです。

他人の和了りの場合はあらかじめ計算できないので仕方がありませんが、自分の手牌なら手作りしながら計算できますし、これをしなければ麻雀は上達もしていきません。

なぜなら麻雀というゲームには条件戦というものがあるからです。

手作りしながら計算していくのはもちろんですが、「何点以上の和了りが必要だからそういう手を作っていく」という場面などもあります。そういう時は計算して手作りをしていくことになることもあります。

 

「点数計算を素早くできるようになるため」という目的でもいいですが、「麻雀を今よりも強くなるため」に手作りしながら点数計算ができるようになりましょう。

慣れないうちは大変ですが、そこそこ数をこなして慣れてくるとそれほど難しいことではないですよ^^

手作りしながら点数計算をする練習

これはもう1人で遊べる麻雀ゲームなどでひたすら打ち込むのが良いと思います。

最初のうちはゲームの進行をいったん止めて、考えられるすべてのパターンを計算してみてもいいでしょう。これは聴牌した時に止めます。

門前で進めてきて聴牌したならば、

「立直してツモって何点、ツモって裏1で何点、ロンして何点、ロンして裏1で何点」

「ダマの場合は、ツモって何点、ロンして何点」

これらすべて計算しますが、慣れないうちは裏ドラについては考えなくてもいいです。符はすでに計算済みなので、1翻増えたら何点になるかをあとから考えればいいので素早くできます。

トレーニング

説明だけ読んでもなんとなくしかわからないと思いますので、実際にやってみましょう^^

聴牌しているので、ツモ和了りとロン和了りそれぞれの符と和了りの点数を答えてください。待ち牌が複数あって符も和了り点も異なる場合はそれも答えてください。(七対子の符は答えなくてOKです)

問題1

東1局北家 ドラ 八
二三六七八11234567

回答1

ツモ和了り→「門前清自摸和 平和 ドラ1」20符 700、1300

ロン和了り→「平和 ドラ1」30符 2000

平和なので符計算は不要です。立直して裏ドラが0枚、1枚、2枚のケースも計算しておけば完璧です。

問題2

東2局東家 ドラ 南
三四五五六七12356南南

回答2

ツモ和了り→「門前清自摸和 平和 ドラ2」20符 2600オール

ロン和了り→「平和 ドラ2」30符 5800

これも平和なので符計算は不要です。

問題3

東1局東家 ドラ 1
四四①①⑥⑥⑦⑦55南發發

回答3

ツモ和了り→「門前清自摸和 七対子」1200、2400

ロン和了り→「七対子」2400

七対子も符計算は不要です。

問題4

東2局北家 ドラ北
三四四五六六55南南西西

回答4

ツモ和了り→「門前清自摸和 七対子 赤1」1600、3200

ロン和了り→「七対子 赤1」3200

これも七対子なので符計算はしなくて大丈夫です。

問題5

東3局北家 ドラ ⑤
四四②③④56 ポン中中中 チー⑤⑥⑦

回答5

ツモ和了り→「役牌ドラ1」30符 500、1000

ロン和了り→「役牌ドラ1」30符 2000

副露して平和型ではない場合の副底は20符ですが、平和(符が0点)ではないなら何かしら符がついているはずなので、符ハネしないなら30符になります。この場合は中の明刻の4符。

問題6

東1局東家 ドラ ⑤
二二二三四五③③⑤⑥ チー567

回答6

ツモ和了り→「断么九 ドラ1」30符 1000オール

ロン和了り→「断么九 ドラ1」30符 2900

この場合は二の暗刻の4符だけなのでさっきと同じです。

問題7

東3局東家 ドラ 1
七八九⑥⑦88  ポン666 カン東東東東(明槓)

回答7

ツモ和了り→「役牌2」40符 1300オール

ロン和了り→「役牌2」40符 3900

これは符ハネすることがわかっているケースです。么九牌の明槓16符と中張牌の明刻2符で副底の20符に18符(12符以上)を足して40符。

ツモ和了りだとさらに2符つきますがちょうど40符になります。待ちが辺張や嵌張でツモ和了りした場合は50符になります。

問題8

東4局南家 ドラ①
①②④⑤⑤⑥⑥⑦234東東

※立直しています

回答8

ツモ和了り→「立直 門前清自摸和 ドラ1」30符 1000、2000

ロン和了り→「立直 ドラ1」40符 2600

立直すると裏ドラや一発の可能性があるので和了り点は確定しませんが、符計算はしておけますので、裏や一発が無い点数を計算しておきます。裏や一発で1翻アップしたらその点数を倍にすればOKです。2翻アップしたらさらに倍にすればOKですので、それなりに素早く点数を申告できます。

問題9

東2局北家 ドラ5
六七2234發發發 チー②③④

回答9

2をツモ和了り→「役牌ドラ1」40符 700、1300

5をツモ和了り→「役牌ドラ2」30符 1000、2000

2をロン和了り→「役牌ドラ1」30符 2000

5をロン和了り→「役牌ドラ2」30符 3900

待ち牌に高め安めがある上に、2をツモ和了りすると単騎待ちの2符もついて符ハネします。パターンが多くてパニックになりそうな場合は、無理に考えようとせずに和了ってから落ち着いて計算してもいいと思いますよ(^_^;)

そのうち慣れます。

問題10

東2局東家 ドラ8
②③④東 ポン白白白 ポン六六六 カン9999(明槓)

回答10

ツモ和了り→「役牌1」50符 2400

ロン和了り→「役牌1」50符 800オール

落ち着いて足し算すれば何符になるか和了る前にわかるはずです。

微妙なのは組み合わせの符が8符で愚形待ちの時、そして組み合わせの符が10符ちょうどの時です。あと変則多面聴で待ちが両面と愚形がある場合も微妙です。

あとがき

初心者のうちは正確に点数計算できることを優先して、それがほぼ完璧にできるようになったら、手作りしながら点数計算をできるように練習していくと良いでしょう。

何度もやっていれば慣れてきますし、だんだん余裕もでてきます。

けっして難しいことではありませんので、コツをつかめるまで練習してみてください^^

 

記事をお読みいただきありがとうございました。

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