麻雀初心者の方が最優先しておぼえるべき3つの役を紹介します。この3つの役さえ覚えてしまえば、初心者の方でもあがることができます。
麻雀では役はとても大事な要素で、役がないとあがることができません。
本記事で紹介する3つの役は成立条件が簡単で実戦的なものですので、すべての役を覚えたあともちょくちょく狙っていく有効な役となるでしょう。
初心者が最優先しておぼえると良い3つの役
既存の麻雀戦術書やサイトなどでは、「初心者はまず基本のメンタンピン(立直、タンヤオ、ピンフ)を覚えよう」というのが非常に多いのですが、私はこの考え方には反対です。
もっと実戦的で条件が簡単な役が存在するからです。
私がおすすめする「初心者の方がまず覚えるべき実戦的な役」は以下の3つです。これだけ覚えれば初心者の方も役を狙ってあがりを目指せます。
「七対子」→ペアをそろえるだけの役
「立直」→あがりの形がつくれればあがれる役
「役牌」→役牌の3枚組をそろえれば他は何でも良い役
条件が簡単で覚えやすく実戦でも狙うことが多い役です。
他にもタンヤオ、ホンイツ、トイトイなどが実戦的な役ですね。でも初心者のうちはあまり背伸びせずにすこしずつ覚えていけば良いんです。
まずは3つの役についてそれぞれ詳しく説明していきますが、内容自体はとても簡単なことしか書いていません。
ちょっとだけ辛抱してこの3つの役の条件をしっかりと覚えたら、ゲームで麻雀をいっぱい練習しましょう。他の役は興味が湧いてきてからでも大丈夫です。
っと、その前に「あがり(アガリ)」の基本的な形がわかっていない方は、こちらを先に読んでおくと効率が良いと思います。
ではそれぞれ説明していきましょう。
「七対子」ペアを揃えるだけの役
「チートイツ」と読みます。条件がとても簡単な役です。
※門前→他人の捨て牌を鳴いていない状態のこと。
これは七対子の聴牌(あと1牌であがれる状態)した形です。二萬であがりとなります。後述する立直もかけることができます。
役名と条件がそのまんまビシッとはまっていてとても覚えやすい簡単な役です。
今ここを読んだだけでもう覚えちゃった方もいるんじゃないでしょうか?
簡単ですよね^^
2個ずつ牌を揃えるので通称「ニコニコ」などとも言います。
ペアを揃えまくるだけですから初心者の方でもあまり迷わずに簡単に手作りすることができます。
七対子についてさらに詳しく知りたい場合はこちらをどうぞ→七対子を徹底解説
「立直」卓上の華とも言える特殊な役
「リーチ」と読みます。麻雀は知らなくても「立直」は聞いたことがあるという方も多いのではないかと思います。役の条件は他と比べるとかなり特殊な部類です。
この条件を読んで「ちょっと何言ってるかワカンナイ」って方もいるかもしれません(^_^;)
麻雀の用語は覚えないとわかりにくいものが多いですから仕方がないです。
この条件を覚えるには「門前」と「聴牌」の意味がわかってないと難しいですよね。と言っても他に書くような条件も特にはないのですが・・・(^_^;)
立直の良いところは門前で聴牌すれば他に役が無くてもあがれるということです。これが麻雀初心者の方にとっては非常に有効となります。
まぁ、最近の麻雀ゲームは立直できる状態になると「立直」するかどうかたずねてきますので、今はあまり難しく考えずとにかくゲームで遊んでみましょう。簡単ですよ^^
※初心者におすすめの麻雀ゲームはこちら→『無料麻雀ゲーム』
※立直についてさらに詳しく知りたい場合はこちらをどうぞ→立直を徹底解説
「役牌」特急券とも言われる最速の役
「ヤクハイ」と読みます。この役は七対子、立直の条件である「門前」が必要ありません。他家が捨てた牌を鳴いて(ポン、チーなどをすること)も作れる役です。
麻雀の役の中ではおそらく最強なんじゃないかと・・・私個人としては思っています。何をもって最強とするのかちょっと定義が難しいですが、間違いなくスピードは最速です。そのスピードと利便性の高さから「特急券」などとも言われます。
条件はとてもシンプルなのですが、「役牌ってなんやねん」っていう謎が残ると思います。
こちらの記事で「役牌とは何か?」について詳しく解説しています。
役牌の意味がしっかりと理解できたら、役牌だけはポンしてもOKです。
鳴き(ポンやチーのこと)は初心者にはすこし難しいもので、間違えるとあがれないことになってしまう場合があります。
でも役牌をポンできる時だけは自信を持って鳴いて大丈夫です。役牌の刻子を揃えた時点で役牌という役が確定しますので、あがれなくなってしまうことにはなりません。
役牌の対子(2枚組)があったら他家から捨てられないか気をつけてみましょう。
※役牌についてさらに詳しく知りたい場合はこちらをどうぞ→役牌を徹底解説
次の記事はこちらです→『初心者に最初におぼえてほしい役5選(後編)』