点数計算をおぼえたら次は順位を意識することが上達への近道

点数計算をおぼえたら次は順位を意識することが上達への近道です。

初心者のうちは何も考えずに和了りを目指していたかもしれませんが、このあたりでそれは卒業しましょう。

そうしないとそこから上達していきません。

 

そして周囲に迷惑をかけてしまっているかもしれないこともよくわからない(周囲の人は言ってくれないことも多い)ままです。

でもこの記事を読めばわかるようになりますし、上達するきっかけにもなるはずです。

 

ここから強くなっていくためには、順位を考えた手作りをして和了る(振り込む)必要があります。

①どうして順位を意識しなければいけないのか?

②意識しないとどうなってしまうのか?

③具体例をあげてさらに深掘り

④「おりていれば勝てる」はとんでもない勘違い

⑤他人がトップになるのを助けてしまうのはダメ

この5本立てで説明していきます。

どうして順位を意識しなければいけないのか?

まず第一に「麻雀は順位を競うゲームです」というのがあります。

つまりそういうゲームなんですよ。他の人に「どうして?」とたずねても「そういうゲームだから」と返されても仕方がないんです。

麻雀は和了って喜んだり振り込んで嘆くだけのゲームじゃないんです。

 

でもまだそういうレベルのうちはそれでもかまいません。

順位を意識する余裕はないでしょうし、他におぼえたほうがいいことがいっぱいありますから、和了ることを楽しみながら遊べればそれでいいんです。

でもいつまでもそのままではいけません。

なぜなら自分も周囲も嫌な思いをする可能性が高いからです。

点数計算をおぼえたら次の段階「順位を意識して打つ」へと進みましょう。

 

順位を意識してトップを狙う和了りを目指すことで上達していきますし、麻雀がさらに楽しめるようにもなります。

順位を意識するようになるためには、トップ賞(オカ)やウマ(順位点)というルールを理解することも重要です。

こちらの記事で説明していますので先に読んでおくと、この続きもわかりやすくなると思います。

【麻雀】オカとウマ 具体例をあげてわかりやすく解説

順位を意識しないとどうなってしまうのか?


順位を意識しないままだと麻雀の面白さは半減です。それだけでも大損ですが他にもいろいろとヤバイと思いますよ。

・ナメられる

・迷惑がられる

・呆れられる

・批判される

・叱られる

可能性の問題ではありますが、一緒に打ったメンツから上にあげたような態度をとられたりするかもしれません。

なぜかって言ったら、あなたが順位を意識できていない和了りをしてしまうことがあるからです。

 

・順位を意識できていない人は「わかっていない初心者」と見られます。だからナメられます。

・順位を意識していない和了りは他家にとっては迷惑になることがあります。だから迷惑がられます。「何そんな和了り方してんだよ」な感じです。

・順位を意識していない和了りはゲームを壊してしまう場合があります。だから呆れられます。「なにやってんだよ台無しじゃん」な感じです。

上記の理由から公然と批判してきたり叱ってくるような人もいるかもしれませんが、「初心者だから仕方ないか」と生あたたかい扱いをされるようなこともあるでしょう。

あとは逆に、呆れられて何も言われなくなるとか無視されるとかですね。

 

色々とヒドイこと書いてきましたけどこんなの嫌でしょう?(^_^;)

和了ることは楽しかったかもしれませんが、順位を意識していない和了りというのはゲームを台無しにしてしまう危険があります。

でもこの記事を読み進めれば、どういう和了りが良くてどういう和了りが悪いのかわかってくるはずです。

 

点数計算がわからないうちは手を大きくすることも難しかったでしょうし、順位を意識するどころではなかったでしょう。

でもこれからは順位を意識した和了り(振り込み)ができるようになってください^^

そのほうが麻雀は格段に面白くなりますし今よりもっと楽しくなりますよ。

 

そうなんです。

順位を意識できていない人というのは麻雀というゲームの真の面白さをまだわかっていない状態なんです。知らないままではもったいないんです。

ここからは具体的な例をあげてさらに深掘りしていきます。

具体例をあげて①と②をさらに深掘り

トップ賞とウマのことを理解した方はもうわかると思いますが、麻雀ではゲームが終了した時点での順位に大きな意味があります。

ゲームが終了するオーラスの局面を例にあげて順位に対する考え方を順を追って説明していきます。

例1

東家 17400→-13
南家 13900→-16
西家 30300→     0
北家 38400→+ 8

上は南4局一本場のオーラスの点棒状況です。親以外の人が和了ればゲーム終了となります。ルールは25000点持ちの30000点返し、ウマは10・30です。

順位の大事さがよくわかるようにウマを大きいものに設定しました。

まずこの点棒状況のままゲームが終了したらどうなるかを見てみましょう。

 

100点棒は五捨六入で精算します。

東家 -23
南家 -46
西家 +10
北家 +59

トップとラスの大きさが際立ちますね。

この国ではお金を賭けて麻雀を打つのは違法になるのでやってはいけませんが、仮にテンピンで換算するとトップは5900円、二位は1000円、3位は-2300円、ラスは-4600円です。

 

次は2位の西家がリーチツモ七対子(1600・3200の一本付け)を和了って見事に逆転成功した場合を見てみましょう。

東家 17400-3300=14100→-16

南家 13900-1700=12200→-18

西家 30300+6700=37000→+7

北家 38400-1700=36700→+7

たった300点の差ですがこれで西家はトップです。

精算してみましょう。

東家 -26
南家 -48
西家 +57
北家 +17

東家と南家はほとんど変わりませんが、西家と北家はほぼ立場が入れ替わってますよね。

いかがでしょうか?西家にとってトップを狙う意味がどれほどのものかなんとなくわかったのではないでしょうか?

 

仮に西家が1000点とかで和了ると順位は変化しません。+10が+11になるだけなんです。

でもトップになるためには何点の手を和了ればいいのかを計算し、それを狙って和了りきりたった300点差でトップになり、+10だったのを+57にしたんです。

1000点和了って2位のままならその1000点という和了りはやっぱり1000点の価値しかありませんが、この場面での1600・3200の一本付という和了りは6700点ではありません。47000点を和了ったのと同じことになるんです。

 

だから「わかっている人」はみんなトップにこだわるんです。

これは暫定トップの北家にも同じことが言えます。北家は何でもいいから和了ればトップでしたが逆転されてしまいました。

順位がそのままなら自分がトップで+59以上だったのに、2位に落ちてしまったことで+17になってしまったわけですから、浮いてはいますが「42000点を振り込んだ」と言えなくもありません。

私の感覚だとこういう2位は負け試合です。悔し過ぎて泣きそうになるかもしれません(^_^;)  なにしろたった300点差ですからね。

例2

同じ点棒状況で今度はラスの人を見てみましょう。

東家 17400→-13 →    -23
南家 13900→-16 →  -46
西家 30300→  0  →  +10
北家 38400→+ 8  →  +59

この順位のままなら→の結果に近くなります。

でもラスの人が3位の人から2000点を和了って3位になるとこうなります。

東家
17400-2000=15400→-15-30=-45

南家
13900+2000=15900→-14-10=-24

西家
30300   →   30300→  0+10=+10

北家
38400   →   38400→                 +59

他の人は変わりませんが3位とは立場がほぼ入れ替わることになります。

トップや2位を目指すのが厳しそうな場合、ラスを回避するために3位を取りにいくこともあります。トップ争いだけではなく3位と4位の「ラスを回避する」という争いもあるんです。

例としてはあげませんが、このようにウマがついているルールでは2位と3位の争いというのもあります。

状況判断

ではこの例の点棒状況でそれぞれの人がどう考えて打てばいいのかをそれぞれ見ていきましょう。

東家 17400
南家 13900
西家 30300
北家 38400

 

【暫定トップの北家】

まずトップの北家はこのまま誰にも抜かれずにこの局が流れれば自分がトップです。

2位につけている西家はトップを狙ってきます。

東家は連荘を狙ってくるでしょう。

南家は点差が大きいのでどう動くかはわかりませんが、大物手を作るかもしれないし、3位取りを目指すかもしれません。

 

でもこの局面で北家がやるべきことは自分が和了ってトップを決定付けることです。

これがベストです。

「おりる」などという楽な選択肢は無いものとお考えください。(※後述)

 

誰がどう動こうが自分でトップになる方法があるのだからそれだけを全力でやればいいんです。

四人の中でもっとも簡単な条件です。

なにしろ何でもいいからとにかく和了ればトップなんですから、それを目指せばいいんです。

優先するべきなのは手広さとスピードです。

1000点の手でいいし、和了ればそれは1000点ではなく数万点分の価値になります。

 

【暫定3位の東家】

東家は親番ですので、トップの北家と同じく「何でもいいからとにかく和了る」というのがひとまずの条件です。

連荘すればトップになる可能性がまだ残っていますからね。優先するべきなのは手広さとスピードです。

 

【暫定2位の西家】

トップとの差は8100点で射程圏内(※)なのでトップを狙った手作りをします。この点差で2着取りなんてありえません。

一本場なので満貫なら8300点なのでどこから和了ってもトップになれます。満貫を作るのがベストでしょう。

※「射程圏内」は満貫ツモで届く10000点差が目安です。

 

次にいいのは、

ツモ和了りなら50符3翻、または前述の七対子+2翻の1600・3200(一本付け)でも逆転できます。

ただこの場合はロン和了りはせずにツモ和了り限定にするべきです。他の人はもちろんトップから出ても和了らないでツモ和了りにすべてをかけます。

 

「え・・・和了ってはダメなの?」

って人も多いでしょう。もちろんわかりますが・・・

ダマなら見逃しの一手です。だって和了ってしまったら確実に2位になってしまうんですから。

 

リーチをかけている場合は、裏ドラが運良くのればいいですがのらなければトップにはなりません。

トップをとるためのリーチをかけたのに、トップになれない可能性を自分からつかまないでください。

 

でもまぁ・・・もう牌山が残り少ないとか、トップから出てしまったんなら和了ることもやむなし・・・という考え方もあります。

私はあまりオススメはしませんけど、一般的な考えなら和了ってもいいと思います。

あと一つ北家から3900点以上を直撃というのもありますが、特定の人からロン和了りを狙うのは非常に難しいです。選択肢の一つとして見ておく程度でいいと思います。

 

【暫定ラスの南家】

南家は暫定ラスですが、トップとは24500点という大きな差があるので、トップを狙うのは現実的ではありません。

トップが厳しいなら2位はどうか?16400点差なのでもしかしたら抜けるかもしれない。

3位とは3500点差なので射程圏内です。

 

これは人それぞれ意見がわかれる部分なので、正解というのを決めるのは難しいです。

私のおすすめは、役満を狙っていき無理そうだったら2位を目指すというものです。

でも自分で和了って3位になる和了りはしません。

もちろん和了ってラス(アガラス)なんて絶対にありえません。

※参考記事

アガラスはしないほうがいい

 

こういう厳しい姿勢でいると次に似たような場面になった時に大きい手が入る。

・・・かもしれないというのがあるからですが、まぁこれはまたどこかで。

 

(私はしませんが)このルールと点棒状況ならば、3位を狙うというのもアリだと思います。

16400点差となると跳満ツモか、満貫直撃(一本場なので200点差で2位になる)が必要なので、2位を狙うのはかなり難しい条件です。

トップはそれよりもさらに厳しい条件なわけですから。ラスを回避するために三位取りを狙うのもやむ無し・・・なわけです。

 

あと他の可能性を考えると、親をアシストして連荘させて点差が変化するのを待つ・・・なんてのもありますけど、へたすりゃ差がさらにひらいてしまうかもしれないので(^_^;)

まぁ、四人の中でもっとも判断が難しいですね。

「おりていれば勝てる」はとんでもない勘違い

さきほど、

「おりる」などという楽な選択肢は無いものとお考えください。

と書きましたが、そういう甘っちょろい考えをする人がすっごく多いんですよ。

 

おりていて勝てるケースもそりゃあるでしょうけど、それはそういう和了りをしてくれる人がいる場合だけです。

逆に言えば全員がトップを狙ってくるような場合はその考えではほぼトップにはなれない。

 

これは他力に頼り過ぎている考え方なんですよ。

「みなさんトップの僕を抜かないように和了ってほちいの」

「隠れている間にボクチンがトップのまま終わってほちいの」

こんなことを他人に期待してるってことですよ?(^_^;)

 

たしかにね、初心者さんが多く混じってるような卓では順位を意識できていない和了りをしてくれる場合も多いでしょうよ。

でも一定以上のレベルの人は必ず順位を意識しているし、ギリギリ限界までトップにこだわる人というのもいる。

だからそういうことを期待していてトップになれるのは、そういう低いレベルの卓だけということなんですよ。

 

「おりていれば勝てる」というのはとんでもない勘違いです。

だいたい親に連荘されたら終わらないでしょう。

※参考記事
オーラス和了りトップならほぼ100%いく

麻雀の「金持ち喧嘩せず」について

 

あなたはどうですか?他人に期待しちゃっていましたか?

もしそうでなくても、そういう人を助けるような和了りをしちゃっていませんでしたか?


※画像はイメージです(フリー素材:ぱくたそ)

 

こういう考えの人が逃げるのを助けてはいけませんよ。

隠れておとなしく見ていてくれるんならむしろちょうどいいじゃありませんか。

逆転できる手をつくって思いっきりぶちかましてやればいいんです。

あなたが本当に強くなりたいなら自力でトップを取る道を選びましょう。

他人がトップになるのを助けてしまうのはダメ

自分がトップになる和了り、2位になる和了り、3位になる和了り、ラスになる和了りと、オーラスでは自分の順位を決定づけると同時に他人の順位も決定することになります。

 

ここまでの説明をちゃんと読んでくれた方は、

順位を意識できていない和了り

というのはだいたいわかったと思いますが、オーラス以外の局では「必ずしも順位を意識できていないとは言い切れない」ということになります。

なぜならまだ可能性があるからです。

 

東南戦で東場ならまだ全員の親番が残っているので順位を意識しなくていいですし、南場に入ったら点差を意識し始めるといったところです。

どんな和了り方をしても自分の親番が残っているならまだトップの可能性は残されているんです。

でもオーラスではそうはいきません。

ラス親だけはまだ無制限にどんな和了り方もできます。また暫定トップ者もどんな和了り方でもOKです。

 

でもそれ以外の人は無意味な和了り(和了ってラスのまま、上との点差があまりないのに和了って順位変わらず、など)をして、暫定トップの人をそのままトップに決定してしまうというのがあります。

これをやってしまうと、自分自身も何も得をせずに、暫定トップの人を楽にトップにしてしまったことになってしまいます。

オーラスのトップ目の人は、普通は「すばやく逃げ切る」というのが目的です。それを無意味に助けてしまうことになるんです。

 

でも自分の順位が一つでも上がるのであれば、けっして無意味ではありません。

ここで問題にしているのは、

「自分自身も何も得をしない和了りでトップの人を助けてしまった」

ということです。

 

「和了ったんだから点棒は得するじゃないか」

って人はもう一度ウマの説明をよく読んでみましょう。

【麻雀】オカとウマ 具体例をあげてわかりやすく解説

 

まぁ・・・ウマをつけないで遊ぶルールもありますが、だったらなおのことトップ者を楽に逃してどうすんだって話です。

トップ賞しかないルールなら大きな価値があるのはトップだけですから。

 

視野の問題なんですけどね(^_^;)

1局の和了り(振り込み)じゃなくてゲーム全体を通した視点で見ればわかるはずです。

理解したくないような人は放っておきましょう。

 

もう一度言いますが、

麻雀が強くなりたいなら順位を強く意識しましょう。

そうすることで自然と上達していくし、麻雀という奥深いゲームをより楽しめるようにもなっていくんです^^

 

記事をお読み頂きありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました