【麻雀】受け入れ枚数の数え方 

この記事では麻雀の牌効率を考える時に使う「受け入れ枚数」の数え方について解説しています。

「受け入れ枚数」というのは、ざっくり言うと欲しい牌の残りの枚数のことです。

ただ、時と場合によって、または人によっても、その意味が異なることもあります。

 

面倒ですので他の方がどういう意味で使っているかはひとまず置いといて、当ブログでは欲しい牌の残りの枚数ということで扱います。

それがもっともわかりやすくて効率が良いです。

受け入れ枚数の数え方 欲しい牌だけ見ればOK

受け入れ枚数は、手牌全体で見るよりも各色や部分的に個別で見るほうが、思考の無駄がなくなり効率的になります。例を上げながら説明していきましょう。

欲しい牌は状況次第で変化する

欲しい牌というのは状況次第で変化するし、その局の中でも変化していくものです。

たとえば両面搭子 ②③ は①か④が来ると順子になりますので、欲しい牌は①と④です。河に①と④が無いのであれば、残り枚数は4枚ずつで2種類8枚が受け入れ枚数ということになります。

でもちょっと待ってください。他に欲しい牌の候補は無いのでしょうか?

②③ の形を順子の材料としてだけ見て、向聴数(シャンテン数)を上げるという道筋でしか考えないのであれば、受け入れ枚数は2種類8枚ということになりますが、この形は①②③、②③④の他にも変化の可能性があります。

②②③、②③③という両面搭子と対子の複合型になれば、①④を待ちながら同時にポンも狙える便利な良形になります。

ということは、②と③も欲しい牌になることも考えられるということです。

 

ということは、受け入れ枚数は2種類8枚ではありません。②と③が河に無いなら残りは3枚ずつで6枚ありますので、①④と合わせて4種類14枚ということになります。

さて、しつこいようですが、他に欲しい牌は無いということで本当によろしいですかね。

 

たとえばこんな状況だった場合はいかがでしょう?

東2局西家 ドラ ⑤

 

白をポンすると白のみ1000点の聴牌になりますが、もしドラの⑤をツモったら一気に3飜アップ(三色同順、ドラ1)します。

門前で聴牌して三色に受ければ、リーチをかけて満貫が確定し、裏や一発で跳満まで期待できる大物手です。

白を鳴いても役牌、三色同順、ドラ1で3飜になります。

ドラの⑤を引いて②③⑤の形になることを考慮せずにはいられない手牌と言えるでしょう。

 

ということは、この手牌の ②③の場合は受け入れ枚数はさらに増えるわけですよ。河に⑤が無いなら1種類4枚を足して5種類18枚です。

このように、欲しい牌の残り枚数=受け入れ枚数 は状況次第で変化します。

重要なのは欲しい牌が何枚あるのか?ということです。

「聴牌に必要な牌が何枚あるのか?」ではありません。あがりたくない形に必要な牌は欲しくないでしょう?

欲しくない牌は見ない

すこし極端な例を上げて説明しますが、欲しくない牌のことは見なくて良いということを書いていきます。

 

東3局西家の手牌 ドラ 八

たとえばこんな牌姿の場合、両面搭子の②③と、牌効率の良くない老頭牌の9と字牌の白、いったいどの牌を捨てるのが良いのでしょうか?

白と9は牌効率は良くないですが、この手は索子の一色手がとても色濃く見えています。索子を3枚引けば手の中は索子だけになり、ひく牌によっては門前で清一色の聴牌となります。

②③を持ったままだと平和ぐらいしか役は期待できず、もしあるとすれば索子の一気通貫がありますが、どうせ索子の引きを狙うなら清一色のほうが高くなるし、鳴いて手を進めることもできます。

 

平和ならリーチをかけても裏や一発でようやく3飜です。でも清一色なら5飜は確定、門前なら跳満確定、リーチをかけたらさらに大きくなる可能性があります。

いくら受け入れ枚数が多く牌効率が良くても、わざわざ自分から安い手になりそうな方向へ進む必要はありません。

何か急いであがる理由がある場合はけっしてその限りではありませんが、基本的には高い役を見るようにしたほうがあがり点が大きくなりやすく、かつ、鳴ける役の場合は手作りしやすくもなります。

 

だからこの場合は両面とはいえ②③は見なくて良いです。石ころか何かだと思って捨ててOKです。

ただの石ころですから、受け入れ枚数も牌効率も考えなくて良いのです。

受け入れ枚数の具体例をもっと見る

「受け入れ」または「受け入れ枚数」について、文章でクドクド説明するよりも、具体的な例を見たほうがわかりやすいと思いますので、具体例を上げながら説明していきます。

※すでに意味がわかっているという方は、この先を真剣に読む必要はありません。

例1 受け入れ牌ではなく待ち牌

これは聴牌している形ですね。2が来ればあがりですので2が欲しい

2は自分の手に1枚あるので、河に捨てられていないのであれば残り3枚がどこかにあります。

ところで、私はさっきこう言いました。

欲しい牌の残りの枚数→受け入れ枚数

ではこの場合の受け入れ枚数は3枚でしょうか?

 

欲しい牌の残りの枚数が3枚というのは合っていますが、これは聴牌していますので、2が来たらあがってしまいます。ということはこれは待ち牌ですよね。

つまり、これは「受け入れ枚数」ではなく「待ち牌の枚数」です。

例2 聴牌の受け入れ枚数

この形はあと1枚で聴牌する一向聴の形です。③、⑥、2のいずれかが来れば聴牌となります。

この場合は特に「聴牌の受け入れ枚数」などと言いますので、なんとなく覚えておくと良いでしょう。

そういう意味で使う人や、そういう意味でしか使わない人も中にはいらっしゃいます。

でも欲しい牌の残りの枚数というのは同じです。

 

この場合は受け入れ牌が③、⑥、2の3種類で河に捨てられていなければ③と⑥は4枚ずつ、そして2は3枚が残っているということになります。

4+4+3=11

受け入れ枚数は3種類11枚ということになります。

 

でもちょっと待ってください。

河に捨てられていなくても、他家がすでに使用していたり、王牌に眠っていたら残っていないこともあるのではないでしょうか?

そうなんです。残っていない可能性もありますし、せっかく3種類11枚とわかったとしても、それはあくまでも期待値です。

 

ここまで読んでくれたのであれば、受け入れ枚数の数え方はもうだいたいわかったかと思います。

ここからはすこしややこしいことに触れていきます。

(※面倒くさい場合は読まなくても大丈夫です)

例3 聴牌しない牌はどうする?

例2と良く似ていますが、他家の河に2が2枚捨てられています。

こういう場合はどう考えるのが良いでしょうか?

 

例2と同じく③と⑥は4枚ずつ残っていますが、2は残り1枚です。あと1枚しかないなら来るかどうかわかりませんし、③か⑥を引いて聴牌しても待ち牌はたったの1枚です。

聴牌は聴牌ですけどあがりは厳しそうなので、あまり有効とは言えないかもしれませんよね。それなら6の隣の5か7を引いて1と3を捨てていけば両面待ちであがりやすいかもしれません。

 

さて、なんだかややこしいことを書いていますが、何が問題になっているのかおわかりいただけたでしょうか?

「聴牌の受け入れ枚数」という表現は、聴牌する牌をひいた場合のことに限定しているので、聴牌しない牌の枚数については触れていないのです。

「受け入れ枚数=聴牌の受け入れ枚数」という感じで使ってしまっている人や、そういうアプリなども存在しています。でも麻雀って聴牌することが重要なゲームではありません。

 

そういう使い方をしている場合がある、ということは必要かもしれませんが、

受け入れ枚数→欲しい牌の残り枚数

ということで考えたほうがわかりやすいです。

この例の場合は、2が薄いなら6へのくっつきを見るのは自然なことですので、2は受け入れ牌としてはもうあまり見込みが無い牌なのです。そんな牌をあてにした聴牌の受け入れ枚数なんてあまり意味がありません。

次で最後ですが、またややこしいことを書きます。ごめんなさいw

例4 個別に受け入れを見たほうが良くね?

さて、この形は二向聴です。

欲しい牌は⑤、⑦、1、4、中がわかりやすいですが、他にも聴牌する牌はあります。2、3とひいても聴牌しますし、五、④でも聴牌するかもしれません。

そして向聴数が増えれば※その牌はさらに増えます。聴牌する可能性のあるすべての牌の残り枚数を数えるのはとても大変です。

※向聴数が増える→聴牌から遠ざかる、です

 

ではどうするか?

個別に欲しい牌を見れば良いのです。それから、来ても嬉しくない牌については数えなくてもかまいません。無駄です。

 

たとえばこの手牌の筒子の④⑥⑧という形は⑤か⑦が欲しい牌でしょう?

③が来た場合は両面になりますので、これも欲しい牌ということでよろしいでしょう。でももし⑨なんて引いてきたら嬉しくないわけですよ。④、⑥、⑧もあんまり嬉しくないかもしれません。アタマの候補は五や1がありますしね。

索子の部分 1123 も1か4なら嬉しいのですが、2か3が来るのは微妙な感じです。けっして嬉しくないこともないですが、待ちが厳しくなってしまいそうですのでね。

 

このような感じで部分的に個別で欲しい牌を見て枚数を数えるほうがわかりやすいのです。全体的に見て受け入れ枚数を数えてもすぐ変化してしまいますし、向聴数というのは麻雀を打つ上でそれほど必要なものでもありません。

受け入れ枚数は刻々と変化していく

例の中でもすこし触れましたが、欲しい牌というのは自分の手牌の中に無いだけで、山の中にあると決まっているわけではありません。

他家の手牌の中で使用されることもありますし、王牌に眠っていてその局は姿を現さない可能性もあります。

 

ですので、一生懸命に残り枚数を数えたとしても、自分で使えない場合もあります。

自分の欲しい牌がバンバン他家に捨てられていくことだってありますし、巡目が進むにつれ刻々と変化していくものです。

だからあまり気にし過ぎても疲れるだけになってしまうこともあります。

 

また、自分の欲しい牌も変化していきますので、全体的に見て受け入れ枚数を数えることにそれほど意味があるとは言えません。

摸打をするたびに手牌の形が変わり、欲しい牌が変わればせっかく数えた受け入れ枚数も意味がなくなってしまいます。

 

牌効率を判断する受け入れ枚数は大事ではありますが、無駄な牌のことまで考えている人も多いです。

無駄な思考を極力はぶいて、(真の意味で)効率の良い受け入れ枚数を数えられるようになりましょう^^

 

記事をお読みいただきありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました