牌効率は序盤から見る

牌効率は序盤から見るようにしたほうが良いです。配牌の時点で手牌を部分で分けて比較することが重要と言えます。

牌効率というのは、その時の判断に使う要素のうちの1つです。基本的なことではありますが、あまり複雑に考え過ぎないほうがよろしいでしょう。

 

よく「何切る」というのがありますが、あれは途中の形を扱う場合がほとんどで、配牌や序盤の形を題材にすることは珍しいです。

この記事ではその部分を深堀りしていきます。

牌効率は序盤から見る

牌効率は序盤(配牌の時点)から部分的に見ます。手牌を全体的に見ることは大事ですが、それは牌効率ではなく役や属性、牌の偏りなどを見ることが目的です。

部分的に見て便利な(効率の良い)形や牌、不便な(効率の悪い)形や牌を比較します。

全体的に見る理由と部分的に見る理由はすこし目的が異なるのです。

なんだかややこしい言い方をしてすいませんが、順を追って説明していきます。

手牌を部分で分けて比較する

下の手牌は東一局北家の配牌 ドラは⑨です。

このままではわかりにくいので部分ごとに分けて見ましょう。

四、八九、③⑤⑥、⑨、246、南、北、中の8つに分けます。

 

「四」   3~7の孤立牌

「八九」  辺張

「③⑤⑥」 ③④⑤⑥の良形になりうる形

「⑨」   老頭牌のドラ

「246」 両嵌

「南」   オタ風(南家にとっては役牌)

「北」   自風(自分だけの役牌)

「中」   全員の役牌

牌効率でそれぞれを比較する

この中でもっとも効率の良い部分は「③⑤⑥」です。④を引くと③④⑤⑥と連続形になるので最高、⑦も良いし②も悪くない。③、⑤、⑥を引いてもその先の変化次第で使えます。

次に効率が良いのは「246」の両嵌と言われる部分です。3か5を引けば順子が完成しますし。もし両方を引けたら「23456」となって絶好の三面聴となる形です。

 

その次は孤立牌とはいえ3~7の牌なので「四」が効率の良い牌ということになります。

以下順番に、「八九」「⑨」「字牌」という順番になりますが、これはあくまでも牌効率だけを考えた場合の順番です。

何か理由があってスピードを最重視するべき時などはそれでもいいでしょう。

でもそうでないなら他にも考慮したほうが良いことがたくさんあります。

牌効率だけでなく打点や鳴ける形を意識する

麻雀には牌効率だけでなく他にも様々な要素があります。たとえばこの手牌の「⑨」はドラです。

老頭牌は扱いにくいので効率は悪い牌ですが、ドラというのは打点を考慮するとチート級のお化け牌です。持っていればその枚数に応じてあがり点が倍になるんですから、ものすごいパワーを持っています。

※参考記事

雀鬼流の「ドラの早切り禁止」にはヤバイほどのトレーニング効果がある
雀鬼流のルールには「ドラの早切り禁止」というものがあります。このルールをデメリットしかない愚かな縛りと考えている人がとても多いのですが、実は超強力なトレーニング効果があるものすごいルールだと私は考えています。少なくとも、やるのとやらないのでは意識の差が段違いであることは間違いありません。

 

他にも効率だけで言うなら字牌はどれも同じですが、役牌であるかという違いがありますし、誰にとっての役牌なのか?というのも重要な要素です。けっして牌効率だけではその価値を計ることはできません。

捨てる牌は他家に鳴かれる可能性がある

牌効率を自分側からだけで見ると、それは表面的にしか見れていない状態です。自分にとって不要な牌だとしても、他家にとっては有用な牌かもしれません。

字牌は効率の良くない牌ですが、重なると鳴けるようになるので、役牌などは特に注意しなければいけません。

ドラは先ほど述べたとおりチート級の危険な性質を持っています。自分が使えれば強力な武器となりますが、他家が使えるなら大きな脅威となりうる牌です。

 

牌効率が良くないからと言って、簡単に捨ててしまって良いかどうかをよく考えてみましょう^^

浅はかな牌効率重視が引き起こす序盤にもよく見られるシーン

ちょっと昭和っぽいのもあるかもしれませんが、よくあるシーンを会話形式で。これらの事例は牌効率ばかりを重視して他のことに意識が向いていないことで起こります。

浅はかな牌効率重視は試合を壊すことがよくあるのです。

シーンその1

「使いにくいドラはいらないから早めに捨ててしまおう」

「そのドラポン!」

「・・・怖いからおりよう」

「ツモ!ダブ東赤1ドラ3で6000オールっす」

「仕方ないねー」

 

・・・・・仕方なくないよ? 迂闊にドラを切ったからでしょ。

シーンその2

「字牌は使いづらいから捨てちゃおっと 打 中」

「ポン!」

「タンヤオには發も白もいらない 打 發」

「ポン!」

「え?え? いくらなんでも白は持ってないよね? 打 白」

「・・・」

「ほっ・・・打 九」

「ローン!大三元んんん!!」

「ぎょえええええ!東一局で飛んだあああ!」

 

・・・・・同卓者は自爆テロに巻き込まれたようなもんなのにゲーム代払わなくちゃいけないの?

シーンその3

「親だし手広くめいっぱい オタ風いらない 打 西」

「ポン!」

「西家に鳴かれちゃった 打 白」

「ポン!」

「白も鳴かれちゃった 打②」

「ツモ!西、白、ホンイツドラドラで3000、6000でーす」

「親かぶりだー ツイてないわー」

 

・・・・・・ツキじゃないよ。オタ風だからって迂闊に西を切ったからです。

西はまだいいとしても、字牌を鳴いた人がいるのに無警戒でまた役牌の白を・・・のん気に「鳴かれちゃった」とか言うてる場合じゃなかったのかもしれません(^_^;)

親なので手広く構えるのはいいですが、だからって他家の欲しい牌を何も考えずに捨てていたら、鳴かれて先にあがられてしまうかもしれません。

気を付けましょう。

 

記事をお読みいただきありがとうございました。

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