片和了りの後付けはやめとけー

麻雀コラム

某麻雀ゲームで対戦していると、ちょくちょく他人の行動に気になる点がみつかります。

片和了りになってしまう後付けもそうですが他にも・・・。

 

「何やってんだ?」
「んー?何だこのわけのわからない捨て牌は?」
「そんな両面食うかねぇ・・・」
「そのカンはダメだろ」
「いやその待ちで立直は絶対無いから」
「あれー?染めてたはずなのにどうしてそんな和了りになるんだ?」
「おっかしいなぁ・・・その捨て牌で親の立直に一発でドラを切るような手なのかぁ?」
「どうしてダマなんだ 立直だろこれは」
「その和了りは自分自身のラスを決定しただけだぞ」
「なんだぁ?トップを狙える位置にいたのに2位を決定付ける和了りをするために鳴いたのか?意味わかんねー・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

うがぁあああああ!てめーらなにやってんだぁぁぁ!麻雀ゲームなんだから麻雀しろってんだよ!いったい何考えてやがるんだぁぁぁ!

はぁ・・はぁ・・いや、しょうがねーのか・・・

なんかこの人達は何にもわかってないみたいだし、自分がとんでもない間違いをやってしまっていることすらわかっていないのだろう。

むしろかわいそうだ。

 

麻雀は難しいゲームです。

たとえ上級者であってもいったい何が正解なのかわからない場合も多々あると思います。

ゲームで何をしようが個人の自由、ルールに触れないなら何をやっても良いという考え方もあるでしょう。

しかし、「それは絶対に無い」という選択肢が時に存在します。

 

それが頻繁に行われていることが私はとても悲しいです。

というわけで、ここで辛口のダメ出しをしていこうと思います。

「これこれこういう理由があるからそれはしないほうがいいんだよー」っていうのを書いておけば、きっと初心者さん達の参考になるはず。

 

でも本筋は私の個人的な鬱憤を晴らすためです(オイ)

 

本日の犠牲者

とある場所、とある時、四人打ち半荘戦においてのこと。赤は各1枚ずつ。

主役である犠牲者は起家で東一局スタートからです。ちなみにこの犠牲者の上家にいたのが私です。

なぜ犠牲者なのか?

これから容赦なくぶった切るからです(^_^;) アハハのハ

 

 

東一局 東家 ドラ九

打發

 

いきなりそれ切りますかー?發は役牌ですよー

あとで重なれば自分は鳴けるし、もし他家がすでに2枚持っていたら鳴かれる可能性もある。そのどちらでなかったとしても、持っていれば受けの牌(安全牌とはすこし違います)として有用になるかもしれない字牌です。

焦って切る理由がまったく無いんですよー。

 

もっと他に切るべき牌がありますよ。

8と八が孤立してるけど、ドラが来たら困るのでまだ八は切りません。

よって打8です

手順としてはもうこの時点で「アウト!」「何やってんだコラ!」「ぬるい!」なんですけど、続きを見ていきましょう

※関連記事(打8に対して質問された回答をネタにした記事)

質問への回答をネタにさせていただいた記事(仮称)
Tさん(仮名)から記事の内容についてメールで質問され、詳しく説明してどうにかこうにか納得していただけたようです。 関連記事→片和了りの後付けはやめとけー この記事でぶった斬った他人様の手順の第一打目ですね。Tさんは他はよくわかっ...

 

 

二三八⑤⑥⑧⑨⑨22348 ツモ⑧

打⑨

うーん、どうして8を大事に持ってるんですかねぇ?

ここでも打8でいいよね

⑨を切るのはタンヤオのほうへ向かいたい場合だけなんですけど、手牌の中に「二三」の搭子があるじゃないですか

 

運良く四を引ければいいけど、一を引いたらタンヤオにはなりませんし、クイタンを狙ってるにしても四はみんなが使いやすい牌ですから鳴きにくいですよね

まぁ、第一打ですでに間違ってるので言っても仕方ありませんが、もうすこしいきましょう

 

上家(私です)が捨てた⑦をチーして打⑨でこの形

二三八⑧⑧22348   チー⑤⑥⑦

 

はー・・・やっぱりタンヤオにしたいんですね

上手な人はこんな両面は絶対に鳴きません

この手はもうほぼ※タンヤオしか無いんですけど、それならさっきも言ったように二三の搭子がネックです。

※あとから役牌などを揃えるとか、三色や一通、染め手などの可能性がないわけではありませんが、そういうのを抜きにすると嶺上開花とか海底摸月などの偶然できる役ぐらいしか無い。

 

本人は良かれと思ってやってるんでしょうけど、これは自分の首を締めるような悪い鳴きです。

彼が何を考えているのかは想像してみるしかありませんが、「起家なのでなるべく連荘して点棒を積み上げて有利な位置につきたい」といったところなんでしょう。

 

直後、下家が捨てた⑧をポンして打8してこの形

二三八2234  ポン⑧⑧⑧ チー⑤⑥⑦

よくよく考えてみると、タンヤオにするならもうドラの九は使えないわけですから、八を持ってる意味があんまりないですよね。で、ドラ表示牌に八は一枚見えているわけですからここで切るなら八です。これも手順としておかしいですね。

※ちなみにですが、3巡目であんな真ん中の両面から鳴いたので、私はこの人のことはいないものとして打ってます。勝手に鳴いてろや、みたいな感じですね。

 

③ツモ切り
南ツモ切り

四をツモって打八でこの形

二三四2234  ポン⑧⑧⑧ チー⑤⑥⑦

 

ネックだった部分が運良く解消されて聴牌ですね。数巡後に下家が切った5でロン

この人の和了りとなりました

 

結果オーライ?

この人はそう言うでしょうね・・・でもこんなことやってたら麻雀力は絶対に上がっていきませんよ。

なぜならば、

「自ら悪いほうへと向かったけど、た・ま・た・ま運良くなんとかなった」

ってだけですから。

 

麻雀は選択するゲームです。良いほうへ向かって良い結果を得られるのがベストです。

でも良いほうへ向かっても悪い結果となる場合もありますし、今回のように「悪いほうへ向かって良い結果になる」こともあります。

 

大雑把に分けるとこの4つです

①良い選択をして良い結果
②良い選択をして悪い結果
③悪い選択をして良い結果
④悪い選択をして悪い結果

 

④がダメなのは当然として、次にダメなのはどれだと思いますか?

②ですか?そうですね、そう考える人も多いでしょうね。

でも答えは③です。ってゆーか、③のケースはもしかしたら④よりヤバイかもしれませんよ?

②は悪い結果になってしまったかもしれないけどこれはこれでいいんです。

 

これね、麻雀じゃなくて人間社会に置き換えて考えてみるといいです。

仮に「悪い選択」を犯罪だとしましょう。それが嫌なら「愚かな行動」とかでも同じなのでかまいません

ということは、「良い選択肢」は正しいこと、立派なことということになります。(愚かな行動の場合は賢明な行動)

 

①正しいことをして褒められた
②正しいことをして注意された
③犯罪を犯して褒められた
④犯罪を犯して注意された

 

これを見ていかがですか?③は絶対にヤバイでしょ?w

結果オーライとか言ってる場合じゃないんですよ(^_^;)

褒められて喜んでる場合じゃねーし、褒めてる奴もダメでしょw

 

③はこの中でもっとも質が悪いんですよ。

正解をわかりにくくしてしまうから、本人の成長を妨げてしまいます。

④なら悪い結果を見て反省し、次に正しい道へと近づくこともできるでしょう。

でも③にはそれはありません。自分の間違いや愚かさに気づくこともできず、ずっと勘違いしたままなんです。

当然のことですが、次に似たような状況になってもまた同じように悪い選択をしてしまいますわな。

 

で、悪い結果がでた場合はどうなるかというと、

さっきの例で言えば、四ではなく一が来てしまったらタンヤオになりませんし、一は切らなくてはいけません。つまりフリテンをつくってしまうことになる。

二三八2234  ツモ一   ポン⑧⑧⑧ チー⑤⑥⑦

打一

二三八2234    ポン⑧⑧⑧  チー⑤⑥⑦

 

で、さらに先に5をツモって来たらどうなりますか?ま、打八は同じでしょう

二三22345    ポン⑧⑧⑧  チー⑤⑥⑦

 

聴牌ですけど四が出てもフリテンですから和了れません

四を自分でツモるしか和了れないし、二三の部分が手変わりするためには二、三、五、2引き以外の場合は聴牌を崩さなければならない。

こんな隙だらけで危ない状態は私には耐えられません。裸で戦ってるような気分になります。これは下の下とも言えるような最悪の状態なんですよ。

後付けの大きなリスクですね。

 

なんか、プロでも後付するような人が一定数いるみたいですね。

そんなことをするプロなんて絶対にありえないと私は思いますね。

 

たとえば字牌のシャボ待ちとかがすでに確定しているようなら別にいいでしょうけど、こういう片和了りが残るような後付けなんてみっともなくてできませんよ。

どうせ戦略やら意外性とか裏をかくとかそういう小賢しい発想なんでしょうけど、そんな小細工するよりもツモ和了りを目指すのが本筋でしょうに。

 

初心者さんがこれをやってしまうのは仕方がないですよ。

でもプロと呼ばれるような人がすることじゃないですよ。

ある程度の実力が身についたら後付けなんか絶対にしないと思うんだけどなぁ。

だってリスクのほうが大きいもん。

 

片和了りの和了れないほうが先に来たら苦しいなんてもんじゃない

で、そのリスクを犯すだけのメリットがあるかと言えば・・・無いでしょう

確実に引っかかってくれるような相手がいる時だけにしか通用しないような恥ずかしい戦略でしょ

 

本来ならベストな結果となるはずのツモ和了りが裏目になって自らを苦しめる手順なんて絶対におかしいよ

プロと呼ばれるような人間がどうしてこんな簡単な理屈がわからないのか私には不思議でしょうがないです

 

こんなもんかなー

 

強くなりたいなら、

「片和了りの残る後付け」はやめとけー

おわり!

 

・・・っと言いたいけどこれツッコミどころが満載だったから「やめとけー」は他にもあるんだよね

そもそも喰い断を目指す手格好じゃないし、両面から鳴いているのもアウトだし、後付けだけが悪いわけじゃない。

いろんなところ全部ダメです。その中でもっともダメだったのが「後付け」だっただけ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました

 

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